守ります、地域の安全
ケン太君との約束
小松市防犯協会 参与 長根尾 美知子
「あっ、ケン太君のおばちゃんだ、こんにちわ」の声に自然に顔がほころんでしまう私です。
子どもたちの、素直な屈託のない笑顔に出会うと、事故、事件にまき込まれる事なく、このまま心素直に逞しく成長してほしいなぁと、しみじみ思います。
私が、子どもたちに対する防犯に心を傾けるようになったきっかけは、平成9~10年ころより急激に幼い子どもが事故、事件に遭遇する様子が報道されるのを見聞し、何か自分にできることはないものかと思ったことです。
地域には、いろんな危険が潜んでおります。そこで地域の方々と一緒に、子どもたちの安心安全を見守る事も、とても重要なことです。しかし、それだけではなく、プラス子どもたち自身に事件、事故にまき込まれない心を作る事も必要ではないかと思いました。
そこで、私自身が子どもたちに「自分の身は自分で守る」手立てを伝える方法はないものかと、また、子どもたち自身が防犯意識を持つことによって、少しは事件、事故を未然に防ぐことができるのではないかと思いました。
私が保育士時代に使っていた腹話術の人形を最大限活用することによって、何かできるのではないかと試行錯誤している時に、以前から腹話術での防犯教室を開いている小松市防犯協会の副会長さんから「協会の腹話術を引き継いでは」とのお誘いをいただき、私はよい機会をいただいたと喜んで引き継ぎました。
今では、交通安全教室、誘拐防止、青少年の非行防止、防犯教室を幼稚園、保育所、小学校、老人施設、地域の老人会等(幼児、児童、高齢者)対象者は様々ですが、実施させていただいております。
脚本は自分で考えるのですが、もっとも心がけているのは、対象者の目線に合わせて、防犯意識を肌で感じてもらえるように作ることです。また、その時々の世の中の話題を取り入れて、対象者の心に入りやすいように工夫します。
老人会等では「振り込め詐欺」「年金問題」等、身近な問題を取り入れ、幼児、児童には聴覚だけでなく、視覚にも訴える意味で、手遊び、ペープサートを取り入れて、気をつけて守ってほしい事を、ケン太君とのお喋りを通して話を展開していきます。
子どもたちは、腹話術にはあまり接した事がないので、ケン太君が登場すると、年齢が小さい子は目をパチクリ、お喋りすると「あれ、どうしてかなあ」といった不思議そうな表情になります。年齢が高い子は「あれ、人形が本当に喋った」と各々、感じ方は様々ですが、子どもたちは真剣なまなざしで、一生懸命に話を聞いています。
時には話の途中で子どもから、ケン太君に質問もありますが、そのつど子どもたちに的確に、ケン太君から返事することを心がけています。
子どもたちは、ケン太君から返事がもらえたという思いで、目を輝かせながら「うれしさ」と「解った」といった表情をします。そんな子どもたちの姿から、より理解してくれている様子がこちらに伝わり、大変うれしくなります。
ケン太君の扱い方には、まだまだ未熟な面もありますし、一度の防犯教室では危険を防ぎ切ることはできないかもしれないけれど、機会あるごとに防犯教室を重ね、今後もケン太君と共に活動を行っていきたいと思います。
更新日:2010-07-08
【羽咋郡市】防犯活動アドバイザー「すかんぽの会」を紹介します!
「すかんぽの会」は、宝達志水町の元保育士と現役保育士によるボランティア劇団です。
劇団が結成されたのは平成7年。会長である北山春江さんの、「定年退職を機に、長年お世話になった町に、保育士の経験を生かして何か恩返しができれば」という思いから。
昔話などをアレンジし、保育所をはじめ、老人福祉施設や敬老会などの集まりで公演を重ねるうち、地元の方言を使ったユーモアたっぷりの寸劇は、「おもしろい」と評判になり、そのアピール力に注目した羽咋警察署から「交通安全」「防犯」を取り入れた寸劇を依頼されるようになりました。
平成19年には、石川県警察本部長から「防犯活動アドバイザー」の委嘱を受け、羽咋警察署と連携を取りながら、振り込め詐欺に新しい手口が出るとすぐに取り入れるなど、タイムリーな防犯情報発信にますます磨きがかかっています。
「
悪質商法」寸劇の一場面。地元の方言が馴染みやすいと大好評。所々にダジャレも入り、楽しみながら防犯知識が身につきます。寸劇の様子は町のケーブルテレビでも放映されました。
更新日:2009-11-09
【加賀】『広めよう!防犯の輪』

防犯寸劇で犯罪被害防止
《防犯ボランティアグループすずめの会》を紹介します。
平成7年6月に『笑いは健康のもと、笑いすぎはおもらしのもと』をキャッチフレーズに、手作り劇でお年寄りを楽しませることを目的にして、市内に住む主婦8人で結成した素人劇団のボランティアグループです。現在は会員7名でがんばって活動されています。
初めのうちはおとぎ話や人情劇をアレンジして演じていましたが、大聖寺警察署と加賀市防犯協会から「防犯意識を高めるような話題を取り上げてほしい」との働き掛けを受け、悪徳商法、訪問販売、振り込め詐欺、子どもの見守りなどを題材にしたコントや寸劇を演じるようになりました。
方言で、時には客席とのやりとりも交えて演じる寸劇は、チラシを読むより、話を聞くより、頭に入りやすいとお年寄りには大好評です。
平成17年には石川県警察本部長より『防犯活動アドバイザー』の委嘱を受け、現在もアドバイザーとして、遠方でも出かけるその活動ぶりには頭がさがります。
「お客さんからの笑いと拍手は私たちのやりがい、これからも地域の防犯の役に立てるよう、大聖寺警察署・加賀市防犯協会の協力を得ながら、活動を続けていきたいと思います。」
とみなさんはおっしゃいます(・_・ゞ-☆


敬老会などでの寸劇の様子です!
更新日:2009-11-13
~歩みを止めず白寿まで~
防犯委員となってはや58年が過ぎました。
私は石川県の日本海が望める鳳珠郡能登町で宇出津第一地区の防犯委員として活動しています。宇出津地区は第一地区から第四地区に分けられており、現在24名の防犯委員が活動をしております。
夜間の徒歩でのパトロールや青色回転灯を着けた車でパトロール、また宇出津に古くから伝わる祭礼行事「あばれ祭り」の祭礼安全パトロールと活発に活動しています。
防犯委員を志したのは、地域の子ども達をまっすぐに育てていかなければとの思いからでした。
仕事や家庭も一段落した60歳の頃、人とのつながりを大切に地域を見守り続けるために何かを始めなければと一念発起し、地域のパトロールを日課とする事を決意しました。
元気な姿で登下校する子どもたちに「おはよう」「右側を歩いて」、病院返しのお年寄りには「気をつけて」と声を掛け、朝夕2時間ずつ、表通りや路地裏のパトロールを行っています。
また年末の雪が降りしきる中、今では毎年恒例の行事として能登警察署員と共に地域の独居高齢者宅を訪問して、「戸締まりに気をつけて良い年を迎えて下さい。」と声をかけて廻ります。
地域の子ども達やお年寄りに非行防止や犯罪被害防止を呼びかけることで、「大変ですね。」「じいちゃん元気で頑張って」と心の通った暖かい声が聞け、本当に地域とのつながりの強さを肌で感じることができます。
「一人では何も出来ない。しかし、一人が始めなければ何事も出来ない。」
そんな人になるために、また、明るくすみよい町づくりのために歩みを止めることなく白寿の登山として地域安全の道を歩もうと思います。
【大屋菊郎】
※大屋さんは大正4年生まれ、現在93歳でご活躍です
更新日:2009-03-22
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